2009年04月08日

いびきのメカニズム

睡眠時に発する爆音「いびき」。イビキをかく原因や音の大きさは人それぞれ違いますが、いびきをかくメカニズム、音がでるメカニズムは誰でも同じなのです。

-いびきをかくメカニズム-


イビキは呼吸によって空気が通るときに、「上気道(のど(咽頭)や鼻(鼻腔))」の中の粘膜が振動して音が鳴る症状です。しかし通常時の呼吸では音は鳴らず、睡眠中の呼吸時にしか音は鳴りません。

これは睡眠時には「上気道」が狭くなることが深く関係しています。

上気道は筋肉で支えられ、元々狭い器官なのですが、何らかの原因によって狭くなってしまうと、空気の流れが速くなり(同じ量の空気を吸うと、通り道が狭いので、その分速度は速くなります)、空気抵抗が大きくなり、上気道の粘膜の振動が増し、「抵抗音や振動音」が生じやすくなってしまうのです。

睡眠時には全身の筋肉が緩むのと同様に、上気道の筋肉も緩んでしまいますので、自然と睡眠中は上気道が狭くなってしまい、「抵抗音や振動音」の“いびき音”が発生しやすくなってしまうのです。

さらに上気道は、「アルコール(飲酒)・肥満・疲労(ストレス)・病気・薬(睡眠薬・精神安定剤)・老化(加齢)」など、さまざまな原因によってより狭くなり、上気道が狭くなると、空気抵抗が大きくなるため、粘膜の振動も増し、いびき音も大きくなるのです。

以上のことから、「上気道が狭くなる」ことに繋がることが、いびきの最大の原因なのです。

-いびきの音が出る場所は?-


いびきは上気道の粘膜が振動して音が鳴るのですが、この上気道の中でも特に「口蓋垂(のどちんこ)とその上の軟口蓋」の部分がもっとも音が鳴る場所で、その他にも「喉頭(のどぼとけ)・舌の付け根」などでも音が鳴ることもあります。

-息を吸う時と吐く時、どちらでイビキをかくの?-


いびきは、基本的には「息を吸った時」にかく症状です。しかし息を吐く時にも粘膜が振動し、いびきをかくこともあります。

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