2009年02月12日

家族の絆

中堅社員のAさんは、抱えきれないほどの仕事に気を揉みながら、家庭では父親として、高校三年生になる娘の進路に頭を悩ませていました。
ある朝、妻から「あの娘はあなたに相談したいけど、いつもすれ違いで何も言えずにただ泣いているの。
一度話を聞いてあげて」と言われたからです。
Aさんは、遅い帰宅途中の電車の中で、自分もほとんど父親と交流が持てなかった、寂しい少年時代をふと思い出しました。そしてまた、Aさんの父も現在の自分と同じように、切ない思いをしていたのではないかと初めて思ったのです。家に着くと、妻が嬉しそうな顔でAさんを出迎えました。
妻は「あの娘が『私負けない。お父さんだって仕事頑張っているじゃない。
本当にやりたいことを一生懸命考えて、ハッキリ目標を決めてからお父さんに相談するわ』って言ったよ」と、Aさんの手を優しく握りました。
その後Aさんは、娘と進路について話す機会を持ちました。
「家族の絆」が深まったことを感じながら、仕事にも家庭にも充実した日々を送っています。

今日の心がけ ☆相手への思いやりを育てましょう

社団法人 論理研究所


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